種類と症状
【変形性関節症】
変形性関節症とは
もっとも一般的な関節炎で、主に中高年にみられます。首や腰、ひざ、股関節、指関節などが主な影響をうけます。親指が関節炎になることもありますので、痛風と間違えないようにしてください。
変形性関節症は、関節のクッションのはたらきをする軟骨に問題が生じることが原因です。軟骨は正常であれば滑らかで強く、柔軟性があります。しかし変形性関節症にかかると、軟骨に穴があいて、ザラザラでもろくなってしまいます。
軟骨がすり減ると、その下にある骨が増殖して外側に向かって伸び、関節が大きくなってしまいます。また、関節の先端にとげ状の突起が形成されることもあります。高齢者が変形性関節症にかかると、手にこぶのようなものがみられるのは、こしたことが原因です。
症状
初期の段階では、関節を使ったあとに痛みが感じられ、その痛みは一日かけて悪化していく場合があります。はじめのうちは、痛みやこわばりは時々あらわれるだけで休息すればよくなります。雨の日などの湿気の多いときに症状が悪化する傾向があります。発症した部位が、ゴリゴリ、コツコツ、ギュギュと音を立てることもありますが、これは捻髪音と呼ばれるものです。これは、関節内で骨のクッションとなる軟骨が磨耗してザラザラになり、滑らかに動かなくなるために起こります。さらに、腫れがみられることもあります。
症状がすすむと、関節を休ませているときや夜、ちょっとした動きで関節に痛みが生じます。さらに、骨の形や大きさが変化し、関節がでこぼこになりうことがあります。
発症しやすい部位
- 手、指の関節
- ひざ
- 股関節
- 足、足の指関節
- 脊柱











